蒼馬にボソッと呟いた。

蒼馬
「そりゃ全員から批判されたんだ。そうなるだろ。お前も弟なのになんで味方しないの」

チッ……。

大和
「でもよ〜、海王は七聖を諦めてないぜ」

七聖が下っ端のとこに行ってるため、俺らのとこに来た蓮と大和。


「あれから表情も堅いし、隙を見せないね」

………。

副総長なんかひとりでいいから、俺が総長になるのに。

なんで、無理をしたがる?

七聖は、なにを考えてんだろ。

双子なのに、わからないなんて……。

七聖
「いいかお前たち!私らが目指すのは海王じゃなくて白狐!そこを忘れずに!返事!!」