世界No.1暴走族・天海朧月 下

一同
「あ、ごめん忘れてた」

ひでぇな……。


「今夜、七聖と優心と俺で真藤家に行くんだ」

数秒固まったふたり。

優心
「……え、どゆこと?」


「食事会するんだってさ。俺らの両親と子供で」

ポカン、としてる七聖。

理解してないな?

優心
「おい七聖、お前意味わかって聞いてる?」

七聖
「えっと……うん」


「優心の兄が?七聖に会いたいんだって」