優心
「ハイハイ、わかったわかった」

私の頭を撫でてきた。

うっ……恥ずかしい。

なんて思ってると、優心が私の耳元に唇を寄せてきて。

優心
「……今日、めちゃくちゃ可愛い」

なんて囁いた。

………………え。

今、なんて……?

今日、めちゃくちゃ………か、可愛いっ!?


「っっっ……!ゆ、優心っ」

優心
「あー!俺は何も言ってねぇからな!」

なんだよ、それ!

それ言ったら……。


「ゆ、優心に可愛いって言われたかったんだから当たり前だバーカ!」

優心
「っ……アホ」

そんなこと言われたら、嫌でも赤くなるじゃんかぁ……っ。



アホなのは、優心だ………。