世界No.1暴走族・天海朧月 下

えへ、と優心を見上げたその瞬間。


「んっ……!?」

いつの間に隣に来たのか、キスをされた。

ゆ、油断してたっ……。

優心
「素直に俺とデートしたいってみんなの前で言えばよかったのに」


「だって、優心行きたそうじゃなかった」

優心
「……遊園地なんてガラじゃねーし」

ぶすっとした優心。

優心
「なぁ……ジンクスって信じる?」

ビクッ。

思わず肩を揺らした。

さっき、照れ隠しでパフェ食べたけど……。