世界No.1暴走族・天海朧月 下

あれから……お化け屋敷に連れてかれ変なピエロに遭遇し終始優心にくっついてた私。

私もすっかり普通の乙女になってしまったな。

………普通の、か。

それでも、帝組の娘ってことは変わらない。

どう逃げようとしたって目を背けたって、普通じゃない世界にいることも……。


「あ!見てみてっ、あれ優心たちの学校!」

優心
「お!本当だ!ってことはあれ寮だな!」

私は窓に手をつけたまま、口を開いた。


「ねぇ優心」

優心
「ん?」


「今日、デートしてくれてありがとね」