世界No.1暴走族・天海朧月 下

私がビシっ!と指さしたのは、ジェットコースターだった。

王道かな?

でも、王道が楽しいとか言うし!

優心
「た、高くね?」

……おや?


「優心、まさか怖いの?」

優心
「なっ、んなわけねぇだろ!?ほら行くぞ!」

いや、声震えちゃってるよ。

優心に手を握られ歩きながらも、


「怖いなら無理しなくていいよ?」

優心
「う、うっせぇ!無理してない!!」


「またまたぁ、強がっちゃって」