翔悟
「そうだぞ!安静に」

ベッドから出ようとした七聖。

が、ふらついて倒れそうになった。


「七聖っ」

七聖
「っ離して!帰る!ここにいたくないっ」

ドサッと強引に座らせた。


「お前、自分の体調わかんねーのかよ!アホ!今は寝込んでろ!」

七聖
「やだっ……!私はっ、白狐を倒すの!天王の総長だからっ……もう、一度、みんなに、琥太郎に、お父さんに、認めてもらわなきゃなんないっ……!」

俺の服をぎゅぅっと掴んだ。

七聖
「海王にはっ、白狐に近づかせない……!私が白狐に近づかないと……」