七聖
「んー?」

ベッドでくつろいでる七聖は、目をつぶったまま返事をした。


「もう俺、ここに住んでい?」

すると、パチッと目を開けた七聖。

七聖
「……ん?ここって?私のこの離れ?」

こくんっと頷いた。

意外と寂しがり屋だったりすんのかな?

ジーッと見つめ合う俺ら。

まだまだ、七聖のこと知らない。

七聖
「……優心は寮があるじゃん」

ぷいっと逸らされた。

あ……そうだった。


「じゃあ、転校していい?」