「柊っ……」


「七聖ちゃん、右目失明したんだって?」

優心
「柊てめぇっ……!なんのつもりだよ!!」

私の右目、柊が……?


「聞いたよ〜合併したんだって?なぁんか気緩んでそうだったからこうして気まぐれに鬼ごっこしてあげたってわーけ」

優心
「とか言って、この周り白狐で固めてるんだろどーせ!」


「そんなセコいことしないよ。抗争は秋にしたいなぁ。じゃ、ばいばーい」

柊はそう言うと、バイクに乗ってまたどこかに行った。

な、なんだったの……。

優心
「……七聖?」