相手が相手だから、刺激強いけど……。

みんなが部屋を出て、七聖を着替えさせた。

朝陽
「とりあえず、冷えピタ買ってきたよ」

はい、と俺に渡した朝陽。


「サンキュ」

七聖の額に貼ると、そっと目を開けた七聖。


「ん……あ、れ……?」


「七聖、大丈夫か?」

パチッと目が合った。

ゆっくりと身体を起こす七聖。

七聖
「ここ……寮?」

朝陽
「七聖、無理はよくないから寝てて」