世界No.1暴走族・天海朧月 下


「でもいいや。日向、これ雫ちゃんと行ってきなよ!」

日向
「え!でも……」


「パフェなら、いくらでも食べれるし。雫ちゃんと楽しんできなよ!ね!」

私はそう言って、パーカーを羽織った。


「どこ行くの?」


「ん?飲み物欲しくなったからコンビニに」

優心
「なっ、危ないだろ!俺も行く」


「だから、そんな過保護にならなくても……」

私、優心を縛り付けたいわけじゃないのに。

倉庫を出て、優心のバイクに乗った。