俺
「俺言ったじゃん。泣きたい時に泣けばいいって。みんなの前では無理してても、俺の前では全部見せていいんだよ。そのために一緒にいるんじゃん?」
七聖は目を見開くと、目を伏せた。
いつになったら……全部、預けてくれる?
七聖
「………の」
俺
「え?」
俺の袖をギュッと握って、俺を見た。
七聖
「お兄ちゃん、がっ……生きてるの……!」
…………はっ?
お兄ちゃんって……は、疾風さん?
俺
「白狐が殺したって……」
七聖
「罪を犯した他の族の人だって……生きて、るんだよっ……この世界のどこかにいるのっ」
「俺言ったじゃん。泣きたい時に泣けばいいって。みんなの前では無理してても、俺の前では全部見せていいんだよ。そのために一緒にいるんじゃん?」
七聖は目を見開くと、目を伏せた。
いつになったら……全部、預けてくれる?
七聖
「………の」
俺
「え?」
俺の袖をギュッと握って、俺を見た。
七聖
「お兄ちゃん、がっ……生きてるの……!」
…………はっ?
お兄ちゃんって……は、疾風さん?
俺
「白狐が殺したって……」
七聖
「罪を犯した他の族の人だって……生きて、るんだよっ……この世界のどこかにいるのっ」

