世界No.1暴走族・天海朧月 下

あ!挨拶まだだった!


「あ、あああのっ、み、帝七聖です!」


「緊張してるの?俺は真藤剣!疾風の親友でもあり戦友だよ。よろしく」

お兄ちゃんの……お友達。

きっと、いいライバルだったんだな。


「でもびっくりした〜、まさか合併するなんてな。聞いた時頭真っ白になったし」

優心
「悪い。状況が状況で……」


「なーんも、守りたいもの守れたんならそれでいいじゃん。気にすんな?優心」

仲良しだなぁ……。


「あ、あの……お兄ちゃんは、何を守りたかったのかわかりますか?」