世界No.1暴走族・天海朧月 下


「お!疾風の妹じゃーん!」

サングラスを取った、爽やかイケメンがいた。

優心
「兄ちゃん、帰ってくんの早いね」


「優心の彼女早く見たくて!なぁなぁ、七聖ちゃん!俺のことはお兄ちゃんでいいよ?」

う、ち、近いっ……!

この人、本当に先代なの!?

優心
「おい兄ちゃん!人の彼女に近すぎ!」

グイッと私を抱き寄せた優心。

ちょ、家族の前なのに!


「確か、右目見えないんだっけ?ごめんな?俺元々人との距離近いんだよ」


「は、はぁ……」