世界No.1暴走族・天海朧月 下

優心
「……不安?」

我に返って、優心を見た。

不安……なのかな。


「わからない……でも、お兄ちゃんは誰かを傷つけるようなことは絶対しない」

優心
「なら、信じればいいんだよ!」

信じる……か。

お兄ちゃんは、何を守りたかったのかな?



数日後、私は優心の家に来ていた。

舞衣
「七聖ちゃん、右目はどう?大丈夫?」


「はい!もう慣れましたよ〜」

文也
「何かと事故になるかもしれないから、優心守ってやるんだぞ」