優心みたく、優しかったりするのかな。

……なんて。

優心
「あ!兄ちゃんに惚れんなよ!?」


「なっ!優心以外に惚れるわけないじゃん!」

優心
「お前はミーハーそうだから心配なんだよ!」

あーもう!うるさいなこの男は!

私は優心の頬を両手で挟んだ。


「私はっ、優心しか見えてないんだよ!現に天王も海王も男しかいないのに、私が選んだのは優心だもん!優心にしかドキドキしないし優心とじゃないとキスしたくない!」

優心
「っ……ならいいんだよ!」


「んっ……!?」