大声を出したせいで、頭がクラクラしてきた。

やば……立って、られない……。

でも、行かないと。


「じゃあ私、もう、行く……」

優心
「……行かせるかよ」

その瞬間、私の身体が地面から離れた。

え……お、お姫様抱っこ?

優心
「んな熱出てる状態で……行かせねー」


「っ、でも優心だってパトロール……」

朝陽
「し終わったとこ。だから安心して七聖」

翔悟
「まぁ、寝とけよ!な!」