6人のイケメン兄弟達と逆ハーレム暮らし❤︎

「それはね、僕が莉乃に会いたい時、すぐ部屋に入らないからだよ」

「あっ……そっか……なんか嬉しいかもっ……」

「でも、莉乃が可哀想だから、部屋を貸すぐらいならいいよ?」

「本当……?」

「本当」

「えへっ……ありがとう」

 可愛さに、頬を緩ませながらも、優しく頭を撫でる。

「じゃあ……行ってくるね。」

「僕も行っちゃだめ?」

「でもっ……」

「朧先輩の弟の月と友達なんだ」

「えっ!そうなの?でもね……5分で徒歩で来いって言われてるんだ。50メートルが約6秒で、100メートルで12秒……うーん……わかんないし、考えてるだけ無駄だからもう行くね」

「僕も行くから」

「……わかったよ!」

 ってか、あの二階堂家まで徒歩でこいとか無理でしょ……?しかも5分。

 まぁ……。

「あっ……私、久しぶりにあれやろうと思う」

「あれって……?」

「感情を無くすヤツ!」

「はぁ!?」

 一瞬、なにを言っているのかがわからなくなった。