世界No.1暴走族・天海朧月 上

俺はそう言って、洗面所を出た。

や、やべぇ……な、なんか胸がうるせー。

いや、それよりも………。

──初めて見た蘭の女の子の姿に、ときめいてしまった。

しばらくすると、蘭が戻ってきた。

ベッドに座ってる俺の前に来て、床に正座した蘭。

俺 
「なんで正座……」

蘭 
「うっ……こ、殺される覚悟で……」

心底しゅんと落ち込んでる蘭。

俺 
「……はっきり言うと、最初からお前が女だってことはわかってた」

蘭 
「うん……はぁっ!?」

思い切り俺を見上げた蘭。

少しくらいはネタバレしとくか。