✿七聖side✿

その日の夜。

私は食堂で、みんなとご飯を食べてた。

優心 
「うっま!おい蘭!これ食えよ!」

と、私のお皿にトンカツを置いた真藤。

私 
「いらない!自分で食え!」

優心 
「チッ、幸せお裾分けしてやってんのに可愛くねー奴」

いやいや、そこまで言わなくても……。

朝陽 
「にしても蘭、蘭はなんでそんな強いのに今までどこの族にも入ってなかったの?」

うっ……な、なんて答えよう?

えっと、えっと……。

優心 
「なんか族とかに興味なかったらしいぞ!ケンカさえ出来ればそれで良かったんだとよ」

トンカツを頬張りながら話した真藤。