世界No.1暴走族・天海朧月 上

それを腕で受け止め、蘭の足を掴んだ朝陽。

軽々と蘭を振り回し、その場に投げた。

が、猫のように受け身を取った蘭。

蘭 
「うぇっ……回りすぎて目が回った。気持ち悪っ……!」

初めて隙を見せた蘭。

朝陽は蘭の足を踏む。

……寸前。

蘭 
「ハハッ……ばーか」

蘭は床を滑って朝陽の背後に回った。

朝陽 
「っ……!?」

──ガン!ドガッ!ドサッ!

朝陽 
「ゔぁっ……!グッ、はぁっ!」

朝陽の背中を蹴り落とし、鳩尾に重い拳を決めた蘭。

すげぇ、朝陽倒した……。