世界No.1暴走族・天海朧月 上

日向 
「いや、ナメては……」

樹 
「ナメない方がおかしくねー?チビだしそんなよそ者認めたくないしー」

とことん挑発する樹。

蘭は構わず身体を伸ばしてる。

樹 
「つか、本当に女だったりして。女だから手加減してあげよーか?可愛い蘭ちゃ、」

その瞬間。

──グイッ!

樹 
「えっ」

──ダンっ!

樹 
「ぐぁっ……!」

見たことも無い速さで、樹を背負い投げして突き落とした蘭。

一瞬にして、倉庫が静かになった。

「お、おい!樹さんを投げたぞ……」