世界No.1暴走族・天海朧月 上


「……俺を見ろよ。俺を選べよ」

あと数センチで、唇が重なる。


「本気で嫌なら、拒めば?」

七聖
「っ……ホント、ムカつく……」

ギュッ、と俺の服を掴んだ七聖。

俺は少し笑いながら、七聖にキスをした。

しょっぱいけど、相変わらず甘い。

唇を離すと、七聖と目が合った。

七聖
「んで……」


「え?」

七聖
「なんで……私のことが好きなの。自分勝手な自己中なのに……」