世界No.1暴走族・天海朧月 上


「お前が困ってたら、助けたいんだよ……!目が離せないんだ!」

七聖
「優心……なん、で?私、海王に潜入してたんだよ?なんとも思わないの?」

あぁ、そういえば。

忘れてたな。


「別に。なんか理由あんだろ?」

小さな身体を、そっと抱きしめた。

冷た……。

七聖
「……帰って」

俺の胸を押した七聖。

んな弱っちい力で離せると思ってんのかよ。

さらにググッと力を込めた。

七聖
「っ、離してよ……!嫌、なんだよ!あんたといると、私が私でなくなるの!よくわからなくなるんだよ……そんなの、怖い……」