世界No.1暴走族・天海朧月 上

コンコン、と窓をノックすると七聖がこっちを見た。

目を見開いて俺の方を見た。

あーあ……泣き腫らしてるし。

窓を開けようとすると、鍵がかかってないことに気がついた。

そのまま開けて、靴を脱いで中に入った。

七聖
「ちょっ、優心……!」

ドサッと逃げられないように七聖を閉じ込めるように壁に手をついた。

勝手にベッド上がってごめんだけど。


「奪いに来た」

七聖
「へっ……?」

そっと七聖の濡れてる頬に手を添えた。

涙を拭うと、余計涙が出てくる。