世界No.1暴走族・天海朧月 上

彩香
「じゃあ、また明日」

お母さんはそう言うと、玄関の扉を閉めた。

驚いたことに、家具とかは揃えられてて私の荷物とかもあった。

あーあ……静かだな。

優心といた時は、もっと騒がしかった。

みんなと、くだらない話をしたり……。

たくさん、笑いあって……。

『好きだよ、七聖』

優心の、あの言葉が忘れられない。

優心は……最初から分かってたのかな。

全部、わかった上で……好きだと言ってくれたんだ。

その日の夜、私は電気もつけずにベッドに座ってた。

……守りたい。