世界No.1暴走族・天海朧月 上

きっと……大丈夫。

動けないのが、こんなにもどかしいなんて。

今まで以上に、危機かもしんねぇ……。

雫、怖いはずなのに俺の心配して……。

俺は雫の頭に手を置いた。


「雫のことは、何がなんでも守るから。日向がいないときは、俺が兄貴の代わりだから」


「樹くん……」


「今は、日向たちを信じよう。な!」

大丈夫……。

絶対、雫だけは守ってやるから……。