世界No.1暴走族・天海朧月 上

っなんで……。


「樹くん!」


「お前が寝てる間に注射で薬入れたんだよ。頭に傷を負ってるからさらに効いたんだな」

クッソ……!


「ハッハッハ!そこでおとなしく待ってな?」


「っ、海王になにすんだ!?」

柊はニヤッと笑うと、何も言わずに出ていった。


「い、樹くん……」

きゅっ、と俺の袖を掴んた雫。

そうだ、今は雫を守らねぇと……!


「……大丈夫だって」