世界No.1暴走族・天海朧月 上


「えぇっ……それは大変だね」


「ケンカも最近俺が勝つし、おかしい」


「ううん……なにか、誰にも言えないようなことを抱えてるんじゃないかな?」

誰にも言えないようなこと……。

確かに蘭は、なにか隠してる。

だけど、俺らの前では元気で強くて。

総長に関しては、なんか違う。

蘭と総長の間に、なんかある。

わかんねぇ……。

思わず頭を抱えた時、


「きゃあっ!?」

と、雫の悲鳴が聞こえた。