世界No.1暴走族・天海朧月 上

だ、って……知ってしまったんだもん。

みんなの過去も背負ってるものも海王への強い想いも全部。

それに……。

優心
「なんか喋れよお前」


「なんかってなによ」

優心
「……お前が今悩んでるもの」

そんなの……言えるわけない。

何も言えず俯いてると、優心が私の頭に肘を置いた。

っ!?

優心
「ったく、手のかかる女だな!」


「ちょっ、重い!なにすん……」