「なっ、なに……」

見上げると、優心がいた。

なっ……。

優心
「アホ……風邪引くぞ」

肩を見ると、優心のパーカーがかけられてた。

あ……あったかい。


「ってか、優心寝てたんじゃないの?」

私の隣に来て、柵に手をついた優心。

なんか、様になってんのムカつく……!

優心
「俺?ずっと起きてるに決まってんじゃん!」

いや、なんでだよ。


「眠くないの?」