✶優心side✶

おかしい……よな?

日向
「らーん!今日もケンカしよ!」

七聖
「………」

膝に肘をついて、頬杖をついてる七聖。

が、どこを見ているのかもわからない。


「おい!蘭!ボケっとすんなよ」

樹が七聖の背中をポンっと軽く叩いた。

すると我に返ったのか、瞳に光が蘇った七聖。

七聖
「うわっ、ご、ごめん!なに?」

日向
「なに?じゃないよ!ケーンーカ!しよ?」

七聖
「あぁ、いいよ!今日も相手してあげる!」