世界No.1暴走族・天海朧月 上


「昔から、この顔なんだ。そこらの女より可愛いしね〜?」


「凪って、意外と腹黒いよね」

最近発見したけど。


「まぁね。確か小5の時だったかなぁ?この顔のせいで弱く見られてさ、ヤンキーにカツアゲされたんだよねー。ついでにボコられて」


「はぁっ!?ぼ、ボコられたの?凪が!?」

あははーと笑う凪。

その顔は、無理して笑ってて……。


「まだ弱かった頃だし。それからは誰よりも強くなろうと思ってさー。優心たちと一緒に海王に入った」

凪……。


「でも、弱い顔なんか嫌でさ」