世界No.1暴走族・天海朧月 上

舞衣 
「ここは高等部専用寮よ。さっきあったもうふたつの建物は、中等部と小等部専用寮なの」

私 
「3つもあるんですね……」

舞衣 
「10階建てでね、最上階には特定の人しか住めないのよ」

エレベーターに入って、10のボタンを押した舞衣さん。

特定の人……?

舞衣 
「八千代くん、暴走族海王は知っているかしら」

ギクッ……!

ここでその名前が出るとは……。

私 
「た、確か……全国トップの……」

自分で言って、屈辱的な気分になった。

何が良くて敵グループをトップだと認めなきゃなんないんだ……!