優心のケンカ、言われてみれば見たことないかもな……。

でもそっかぁ。


「じゃあ朝陽、お疲れ様だねっ!」

朝陽
「っ……」

はい、と私のプリンをあげた。


「私、食べ終わったからお部屋戻るね?これからも副総長頑張って」

私は食べ終えたお盆を持って、席を立った。

朝陽
「え……や、やば……落ちた」

後ろで、朝陽が顔を真っ赤にしてそう呟いてることも知らずに。