「マジ憧れる……!!」

と、下っ端たちも褒めてくれた。

瑠衣 
「まぁ、お前にはもう蒼馬がいるんだからな。浮気なんかしたら許さないからな」

私 
「安心してよ。恋とかした事ないしする気にもならないから。人間に好意を抱くことはないし」

そう言うと、お父さんもお母さんも少し複雑な顔をした。

琥太郎 
「そろそろ時間だ。寮に行かないとなんだろ?七聖」

こくんっと頷いた。

私 
「じゃあ、天王のみんな!私がいなくても無駄なケンカはしないでね」

「「はいっす!」」

私 
「それじゃあ、行ってくる」

瑠衣 
「待つんだ。一応帝組は有名だからな。転校先の名前は“八千代蘭”だ」

やちよ、らん……。