身代わりとして隣国の王弟殿下に嫁いだら、即バレしたのに処刑どころか溺愛されています

「私が暮らしていたのは、日本という国です。そこで、普通に学校に通って生活していました」

どこまで話そうかと思ったけれど、長々聞かせても仕方がないと、ここへ来てしまったきっかけと思われる、あの事故の話をすることにした。

「……猫が道に飛び出してしまったところに居合わせて、助けようと私も飛び出したんです。その時に車……ここでいう馬車のような乗り物にぶつかって、気付いたらサンザラ王国の道端に倒れていたみたいで……あっ、きょ、今日の昼間に、城の外でその猫に再会したんですが、助けてくれたお礼に、連れてきたと言われました」

こんな話、信じてくれるだろうか?それに、エドワードはなぜ、私がニセモノだと気が付いたのだろう?

ソフィアが攫われたことは、話すべきよね?

迷っていたら、彼の方から教えてくれた。