身代わりとして隣国の王弟殿下に嫁いだら、即バレしたのに処刑どころか溺愛されています

「美味しそう!!」

並べられた色とりどりのサンドウィッチに、目が釘付けになってしまう。

「少し早いですが、ランチにしましょう」


この国の食事は、すごく美味しい。今のところ、ハズレはない。
早速、野菜とハムのようなものが挟まれたサンドウィッチを口にした。




「食べすぎちゃった」

「ソフィア様は、少食すぎるんです!!これぐらいは食べないと、身体がもちませんよ」

少食ってことはないと思うけど……
いくら美味しいとはいえ、慣れない世界でクラリッサの厳しい目を気にしながらの食事は、緊張するばかりで思うように進まない。
開放的な場だったからこそ、久しぶりお腹いっぱい食べられた。



午後からの勉強は、食欲が満たされたこともあって、眠気との戦いだった。おまけに、ダンスのレッスンもあって体はヘロヘロに疲れていた。

お風呂をすませてベッドに潜り込むと、何かを考える間もないほどすぐに眠りについた。