最長でもわずが2週間。
ううん。馬車が普通に行き来するようなこの世界のこと。連絡を取り合う手段なんて、馬か人の足しかなさそうだわ。もしかしたら、予想よりももどりが早まる可能性だってあるはず。
そんな当てもない猶予なんて、少しも希望が持てない。
「もし、もっと早くにもどってきたら?それまでにソフィア様が見つからなかったら、そのまま私がその人と結婚しなきゃいけないっていうの?」
「そ、それは……」
「私、本当にこの世界のこと、なにもわからないんだよ?それなのに、助けてくれたあなた達の国ではないところで、そんな大役……できるわけないじゃない!!」
今頃パニックが襲ってきたのか、思わず口調も乱れてしまう。本当に無理なんだということを、視線でも必死で伝えた。
「……こんなことを言うつもりはございませんでしたが……」
なにか後ろめたそうにイアンが切り出した。
「もし、この話を受けてくださらないのでしたら、私達にさや香様を助ける理由はなくなります。ただでさえ、自国が危機に立たされている今、さや香様を保護するなど、本来なら余裕がございません」
きっぱり言い切られてギョッとした。
これはもしかして……ううん。もしかしなくても、脅されてるんだろうか?
だから平和主義はどこいった?
ううん。馬車が普通に行き来するようなこの世界のこと。連絡を取り合う手段なんて、馬か人の足しかなさそうだわ。もしかしたら、予想よりももどりが早まる可能性だってあるはず。
そんな当てもない猶予なんて、少しも希望が持てない。
「もし、もっと早くにもどってきたら?それまでにソフィア様が見つからなかったら、そのまま私がその人と結婚しなきゃいけないっていうの?」
「そ、それは……」
「私、本当にこの世界のこと、なにもわからないんだよ?それなのに、助けてくれたあなた達の国ではないところで、そんな大役……できるわけないじゃない!!」
今頃パニックが襲ってきたのか、思わず口調も乱れてしまう。本当に無理なんだということを、視線でも必死で伝えた。
「……こんなことを言うつもりはございませんでしたが……」
なにか後ろめたそうにイアンが切り出した。
「もし、この話を受けてくださらないのでしたら、私達にさや香様を助ける理由はなくなります。ただでさえ、自国が危機に立たされている今、さや香様を保護するなど、本来なら余裕がございません」
きっぱり言い切られてギョッとした。
これはもしかして……ううん。もしかしなくても、脅されてるんだろうか?
だから平和主義はどこいった?



