身代わりとして隣国の王弟殿下に嫁いだら、即バレしたのに処刑どころか溺愛されています

〝え?〟と戸惑う私を、エディはベッドに押し倒した。私に跨って見下ろしてくるエメラルドの瞳は、さっきまでの甘さとは違って、ギラギラと怪しく煌めいている。まるで、獲物に狙いを定めた獣のようだ。

けれど、少しも怖いとか嫌だなんて思わない。真っ直ぐに向けられるエメラルドを、少しも逸らすことなく見つめ返す。


「サーヤ。俺の愛しい花嫁。今夜、名実共に、本当に俺のものにしていいか?」


エディの言っていることがどういうことなのか、ちゃんとわかっている。
自分がはじめて好きになった相手に、これほどまで望まれて、拒むはずがない。


「うん。エディ、私をあなたのお嫁さんにして」


言うが早いか、もう我慢できないというように、エディは私の首元に噛み付いた。