「自分の唯一の存在を見つけた以上、手放すことはできない。そうとなったら、いかにして本物を送り返してサーヤを手に入れるのか、エリオットにも協力してもらって、今回のことを実行した」
「エディ……」
そうまでして……国王であるエリオットまで巻き込んで、私を手元に置こうとしてくれた彼に、たまらない気持ちなってくる。
彼のことを好きになってはいけない、未来なんてないって、ずっと我慢してきたけれど、もうそうじゃないんだ。
自分の心に素直になっていいと思うと、自然と笑みが広がった。
「私、あなたのことが好き。この世界で、〝月森さや香〟の存在を認めて、居場所を作ってくれたのは、エディだけだった。あなたがいてくれたから、頑張ってこられたの」
ガバリと抱き寄せてくるエディの胸元に体を預けながら、隠してきた本心を打ち明けられたことが夢じゃないって噛み締めた。
「サンザラの人間は、本物の王女様が見つかって以来、ニセモノの私には見向きもしなかった。私も、助けてもらった以上、仕方のないことだって我慢するしかなかった。
けど、本物の王女様がこの寝室に入っていく姿を見送るのだけは、どうしようもないほど苦しくて……」
私を抱きしめるエディの腕に、ぐっと力がこもる。まるで、自分の中に私を閉じ込めてしまおうとしているみたいに。
「エディ……」
そうまでして……国王であるエリオットまで巻き込んで、私を手元に置こうとしてくれた彼に、たまらない気持ちなってくる。
彼のことを好きになってはいけない、未来なんてないって、ずっと我慢してきたけれど、もうそうじゃないんだ。
自分の心に素直になっていいと思うと、自然と笑みが広がった。
「私、あなたのことが好き。この世界で、〝月森さや香〟の存在を認めて、居場所を作ってくれたのは、エディだけだった。あなたがいてくれたから、頑張ってこられたの」
ガバリと抱き寄せてくるエディの胸元に体を預けながら、隠してきた本心を打ち明けられたことが夢じゃないって噛み締めた。
「サンザラの人間は、本物の王女様が見つかって以来、ニセモノの私には見向きもしなかった。私も、助けてもらった以上、仕方のないことだって我慢するしかなかった。
けど、本物の王女様がこの寝室に入っていく姿を見送るのだけは、どうしようもないほど苦しくて……」
私を抱きしめるエディの腕に、ぐっと力がこもる。まるで、自分の中に私を閉じ込めてしまおうとしているみたいに。



