「だから、あなたがソフィア様になるのです」
「…………へ?」
この人、なに言ってるの?私がソフィア様になるなんて、なんの冗談?
「はあ……」
お腹の底から盛大にため息を吐いて、額に手を当てる。
「やっぱり私、あの事故で死んじゃったのね。猫を助けようとした結果だもの。きっと、地獄には連れて行かれないはず。
その代わりに、なんか変なことを言う人達に捕まってるけど……あの世の番人も、冗談を言うのね」
「さや香様!!」
そうそう。私はソフィア様じゃなくてさや香だ。〝様〟なんていらない。
「聞いてますか?」
「聞いてるから。だから、私はこのまま、あの世に連れて行かれるんでしょ?」
「いや。ですから、イリアムに行っていただきます」
「あの世にも、そんなお洒落な名前がついているのね」
いまいち噛み合わない会話も、自分が死んじゃったからと考えれば、仕方がないのかって納得できる。
せめてもの救いは、自分がひとりじゃなかったこと。イアンとダーラは、あの世の案内人といったところなのだろう。なんか変な人達だけど、いないよりはマシというもの。
「…………へ?」
この人、なに言ってるの?私がソフィア様になるなんて、なんの冗談?
「はあ……」
お腹の底から盛大にため息を吐いて、額に手を当てる。
「やっぱり私、あの事故で死んじゃったのね。猫を助けようとした結果だもの。きっと、地獄には連れて行かれないはず。
その代わりに、なんか変なことを言う人達に捕まってるけど……あの世の番人も、冗談を言うのね」
「さや香様!!」
そうそう。私はソフィア様じゃなくてさや香だ。〝様〟なんていらない。
「聞いてますか?」
「聞いてるから。だから、私はこのまま、あの世に連れて行かれるんでしょ?」
「いや。ですから、イリアムに行っていただきます」
「あの世にも、そんなお洒落な名前がついているのね」
いまいち噛み合わない会話も、自分が死んじゃったからと考えれば、仕方がないのかって納得できる。
せめてもの救いは、自分がひとりじゃなかったこと。イアンとダーラは、あの世の案内人といったところなのだろう。なんか変な人達だけど、いないよりはマシというもの。



