私室の外に控えるイアンとレスターに目礼をして、開けられた重厚な扉の向こうに目を凝らす。
そこには、ナイトドレスを纏った女性が、背を向けて座っていた。その横で、ダーラが甲斐甲斐しく、あれこれと世話を焼いている。
「ソフィア王女」
その存在を確かめるように名前を呼ぶと、女性はゆっくりと立ち上がって、そっと振り返った。
その容姿にハッと息を呑む私。王女もまた同じ気持ちなのか、目を見張った。
本当にそっくりだわ。ううん。なにからなにまで、全く同じ。私が身代わりに仕立てられたのも納得だ。10人が10人、同じ人間だと思うはず。これならエディも、気が付かないかもしれない。
そっと近付こうとすると、横に控えていたクラリッサがサッと手を伸ばして、私を制止する。
「さや香様。不用意に近付かれては困ります」
「え?」
近付くなってこと?私が王女になにかするとでも言うの?
さっとダーラに目を向けると、困った顔をされてしまう。近付くなって思っているのは、ダーラも同じということか。
そこには、ナイトドレスを纏った女性が、背を向けて座っていた。その横で、ダーラが甲斐甲斐しく、あれこれと世話を焼いている。
「ソフィア王女」
その存在を確かめるように名前を呼ぶと、女性はゆっくりと立ち上がって、そっと振り返った。
その容姿にハッと息を呑む私。王女もまた同じ気持ちなのか、目を見張った。
本当にそっくりだわ。ううん。なにからなにまで、全く同じ。私が身代わりに仕立てられたのも納得だ。10人が10人、同じ人間だと思うはず。これならエディも、気が付かないかもしれない。
そっと近付こうとすると、横に控えていたクラリッサがサッと手を伸ばして、私を制止する。
「さや香様。不用意に近付かれては困ります」
「え?」
近付くなってこと?私が王女になにかするとでも言うの?
さっとダーラに目を向けると、困った顔をされてしまう。近付くなって思っているのは、ダーラも同じということか。



