「サーヤ、俺にも食べさせて」
だから、なんの罰ゲームなのよ!!どうせ、意地悪な笑みを向けてるに違いないわと、ジロっとエディを見遣って、思わず言葉をなくした。この人、なんで顔をしてるのよ。まるで懇願するように、私を見つめるエディに、それまで怒りなんて一瞬で吹き飛んでしまう。代わりに戸惑うばかり。
席に着いてから、手があけば常に私のどこかに触れてるし、おまけにこの表情。ここまで仲の良さをアピールしなきゃいけないものなのだろうか?そもそも、こういう方向性でアピールするものなの?もっと違ったやり方がありそうな気がする。
けれど、真っ直ぐに向けられた視線は、逸らそうと思ってもなぜか逸らすことができなくて……観念して、一口大にカットした果物を、彼の口元にそっと差し出した。
途端に嬉しそうな顔をしたエディは、それを素早く口にすると、次はこれ、あれ、それ、と、数回要求してきた。
もはや、不慣れなマナーのフォローどころじゃない。人前で、しかも実の兄とはいえ陛下の前で、付き合いたての恋人のように、キャッキャ、ウフフと食べさせ合うなんて、めちゃくちゃ失礼なんじゃない?
チラリと覗き見たエリオットは、そんな私の想像に反して、終始弟の幸せを喜ぶ兄の顔をしていた。
だから、なんの罰ゲームなのよ!!どうせ、意地悪な笑みを向けてるに違いないわと、ジロっとエディを見遣って、思わず言葉をなくした。この人、なんで顔をしてるのよ。まるで懇願するように、私を見つめるエディに、それまで怒りなんて一瞬で吹き飛んでしまう。代わりに戸惑うばかり。
席に着いてから、手があけば常に私のどこかに触れてるし、おまけにこの表情。ここまで仲の良さをアピールしなきゃいけないものなのだろうか?そもそも、こういう方向性でアピールするものなの?もっと違ったやり方がありそうな気がする。
けれど、真っ直ぐに向けられた視線は、逸らそうと思ってもなぜか逸らすことができなくて……観念して、一口大にカットした果物を、彼の口元にそっと差し出した。
途端に嬉しそうな顔をしたエディは、それを素早く口にすると、次はこれ、あれ、それ、と、数回要求してきた。
もはや、不慣れなマナーのフォローどころじゃない。人前で、しかも実の兄とはいえ陛下の前で、付き合いたての恋人のように、キャッキャ、ウフフと食べさせ合うなんて、めちゃくちゃ失礼なんじゃない?
チラリと覗き見たエリオットは、そんな私の想像に反して、終始弟の幸せを喜ぶ兄の顔をしていた。



