しばらく見つめ合っていると、なにがきっかけだったのか、狼がふっと緊張を解いた。〝あっ〟と思う間もなく、その大きな頭を私の肩あたりに擦り付けると、その場に寝そべって、私に頭をもたらさせた。
途端に、うさぎも鳥も他の動物達も、まるで甘えるように狼に擦り寄ってくる。腹のあたりにうずくまる子、しっぽに戯れつく子……その様子から、動物達が、この狼を慕っているのが伝わってくる。
狼の方も嫌がることはなく、やりたいようにさせている。
『サーヤ、歌って』
ユキに催促されて、ハッとする。もしかして、この狼もこの子達と同じように、歌に誘われてやって来たのだろうか?
ふとそんな気がして、請われるまま歌を口ずさんだ。
私にもたれていた狼は、大きな頭を私の足に乗せ直し、目を閉じてしまった。
途端に、うさぎも鳥も他の動物達も、まるで甘えるように狼に擦り寄ってくる。腹のあたりにうずくまる子、しっぽに戯れつく子……その様子から、動物達が、この狼を慕っているのが伝わってくる。
狼の方も嫌がることはなく、やりたいようにさせている。
『サーヤ、歌って』
ユキに催促されて、ハッとする。もしかして、この狼もこの子達と同じように、歌に誘われてやって来たのだろうか?
ふとそんな気がして、請われるまま歌を口ずさんだ。
私にもたれていた狼は、大きな頭を私の足に乗せ直し、目を閉じてしまった。



