やはり、結楽に口付けられたらしい。

 あーやばい……心臓が……。

「しょ、証拠ですっ……い、嫌だったですか?」

 うるうるした目で俺の方を首を傾げながら可愛い顔で見つめて、胸が高鳴った。

 やばい、可愛すぎる……。

 なんだよコイツ……人並み外れたかわいさだ……。

 まさに、結楽と書いて天使と読むのだろう。

 いや、天使と書いて結楽か……。