婚約破棄されたので、森の奥で占いお宿をはじめます。

「わかりました」


わずかな悪あがきはしたけれど、結局行き着く答えは決まっているのだ。



何度目かのため息をこぼしながら、自室にもどってソファーに腰を下ろした。 

そっと取り出した、自分の拳よりわずかに大きい水晶に目を凝らす。




「…………やっぱり、未来は変わらないのね…………」