「その水晶の見せる未来に、外れはない。それだけは断言できる。ライラの占いは、外れるか当たるかではなく、見えるか見えないかだ」
「本当!?ドリー」
再びチェリーが喜びを爆発させた。
そんなことを言ってしまって、いいのかしら?
「ああ。それに、そもそもチェリーはウサギの獣人。ウサギといえば子だくさん。大丈夫。相手の種族が違っても、それなりに産まれるさ」
何を根拠に?
でも……
そんな乱暴な理由でも、ドリーが言うのなら間違いないだろうって思ってしまうから不思議だ。
「2人とも、ありがとう。ハロルドにも教えてあげなきゃ!!」
「ああ。楽しみだな。さあ、チェリー。店番にもどっとくれ。宿泊の予約が1組入っとったはず。夕方には到着するだろう」
「うん!!」
「本当!?ドリー」
再びチェリーが喜びを爆発させた。
そんなことを言ってしまって、いいのかしら?
「ああ。それに、そもそもチェリーはウサギの獣人。ウサギといえば子だくさん。大丈夫。相手の種族が違っても、それなりに産まれるさ」
何を根拠に?
でも……
そんな乱暴な理由でも、ドリーが言うのなら間違いないだろうって思ってしまうから不思議だ。
「2人とも、ありがとう。ハロルドにも教えてあげなきゃ!!」
「ああ。楽しみだな。さあ、チェリー。店番にもどっとくれ。宿泊の予約が1組入っとったはず。夕方には到着するだろう」
「うん!!」



