「ライラ、気に入らなかった?」
すぐに反応を返さなかった私に、勘違いしてしゅんとするチェリー。垂れたウサ耳が見える気がする。
「違うのよ、チェリー。驚いてたの。昨日の今日で、こんなにたくさん集めてくれるなんて……ありがとう。嬉しすぎて、感極まっちゃって……
手持ちがほとんどないから、すごく助かるわ」
この宿には制服がないみたいだし、服は2枚しか持ってこなかったから大助かりだ。
「本当にありがとう、チェリー」
満面の笑みを浮かべたチェリーは、突然私に飛びついてきた。小柄な彼女ぐらい、私でも抱き止められる。
ウサギの感情表現が可愛すぎるわ。
「あとね、ライラ」
体を離すと、今度はもじもじし出すチェリー。
出そうかどうしようか、紙袋に手を彷徨わせているから、こちらから覗いてみた。
すぐに反応を返さなかった私に、勘違いしてしゅんとするチェリー。垂れたウサ耳が見える気がする。
「違うのよ、チェリー。驚いてたの。昨日の今日で、こんなにたくさん集めてくれるなんて……ありがとう。嬉しすぎて、感極まっちゃって……
手持ちがほとんどないから、すごく助かるわ」
この宿には制服がないみたいだし、服は2枚しか持ってこなかったから大助かりだ。
「本当にありがとう、チェリー」
満面の笑みを浮かべたチェリーは、突然私に飛びついてきた。小柄な彼女ぐらい、私でも抱き止められる。
ウサギの感情表現が可愛すぎるわ。
「あとね、ライラ」
体を離すと、今度はもじもじし出すチェリー。
出そうかどうしようか、紙袋に手を彷徨わせているから、こちらから覗いてみた。



