「一日の仕事は、まず5時半にここへ来ること。食堂の清掃とカウンター内の準備。
客人は7時半からの朝食になるから、頃合いを見て、それまでに朝食を食べるといい。できなければ、9時には一旦食堂を閉めるから、そのタイミングで食べるように」
なかなか緩い勤務体系のようだわ……
なんだか、この宿はグリージアの王都とは時間の流れ方が違うよう。でも、ちっとも嫌じゃない。
「そうそう。朝食の時間が終わったら、もう一度掃除をして。食器の方は、グノーが洗うから、厨房の決められた棚に運んでおけばいい」
「グノーの負担が大きいような……」
「なあに。本人がそれでいいと言ってる。不満が出れば対応するわ」
グノーの人嫌いは、徹底しているようだ。
もしかしてすごくこだわる人で、他人を厨房に入れたくないのかもしれない。
ここはドリーの言うように、グノーの方から顔を見せてくれるのを待とう。
「夕方からは、宿泊客の到着に対応してもらうが、しばらくはチェリーに任せよう。ライラには、昼の休憩以降、占いの練習をしてもらう」
「具体的にどんなふうに?」
「とにかく数をこなすのみ」
「はあ……」
占いって、数をこなしてできるようになるものなのか……甚だ不安だわ。
客人は7時半からの朝食になるから、頃合いを見て、それまでに朝食を食べるといい。できなければ、9時には一旦食堂を閉めるから、そのタイミングで食べるように」
なかなか緩い勤務体系のようだわ……
なんだか、この宿はグリージアの王都とは時間の流れ方が違うよう。でも、ちっとも嫌じゃない。
「そうそう。朝食の時間が終わったら、もう一度掃除をして。食器の方は、グノーが洗うから、厨房の決められた棚に運んでおけばいい」
「グノーの負担が大きいような……」
「なあに。本人がそれでいいと言ってる。不満が出れば対応するわ」
グノーの人嫌いは、徹底しているようだ。
もしかしてすごくこだわる人で、他人を厨房に入れたくないのかもしれない。
ここはドリーの言うように、グノーの方から顔を見せてくれるのを待とう。
「夕方からは、宿泊客の到着に対応してもらうが、しばらくはチェリーに任せよう。ライラには、昼の休憩以降、占いの練習をしてもらう」
「具体的にどんなふうに?」
「とにかく数をこなすのみ」
「はあ……」
占いって、数をこなしてできるようになるものなのか……甚だ不安だわ。



